金利上昇のペース
本日長期金利が1年半ぶりに1.7%を超えましたが、ちょっとペース速いので驚きました。こちらは株と違って殆どプロばっかりの世界ですから。
しかも、これだけ金利が上昇しているのに株価の方は逆に上がってますから日銀の政策に市場が絶好のお墨付きを与えたようなもんです。
これだと日銀は年内に2.5%超まで金利上げてる可能性がかなり高いと思われます。以前もここで書きましたが、外人はこれを見越しているようで最近は先物を重点的に売買しています。本気で長期で持つ気なら現物で持ちますからね。
後、全般的に機関投資家の動きを見てますと昨年と比較して取引自体がかなりのショートレンジに変わってます。彼らが仕掛けた株に、新規の個人が提灯つけたところで直ぐに利食いをしています。明らかに暴落を警戒しているのが分かります。
とりあえず、これから株買うときはその企業の有利子負債額を以前にもまして注意することをお勧めします。
ソフトバンクとか金利上がったらマジでやばいですよ。
量的緩和と今後の株価
量的緩和解除は色々賛否両論あるようですが、今回の判断は正しいと思います。そろそろ金余りで資産インフレが起こりかけています。これ放置するとまた10数年前の馬鹿騒ぎの繰り返しです。
さて今後の株価ですが、今は悪材料出尽くしってやつでまた上がってますが、もうブル相場はとっくに終わってます。何しろ相場の主役だった外人がおりまへん。上がる材料ない上、小さな悪材料が出だしてます。後、VFの買収関連でソフトバンクが騒がれてますが、ソフトバンクって量的緩和解除の影響かなり受ける企業の代表格なんで気をつけましょう。金利上がったら、ここの持ってる恐ろしいほどの有利子負債がかなり効いてきます。楽天も似たようなもんです。なんせやばい額の社債発行してますからね。
新興のIT企業が一気にのし上れたのも、バブル崩壊以後の史上空前の低金利が背景にあったのも一つの要因です。
これらの銘柄ホルダーの人達はこの辺を気をつけましょう。
後、株価はあと1,2段安ありますよ、間違いなく・・・今回私はそこで仕込む予定です。